眷属神について

人はよく勘違いをしますが、神様についても大きな間違いを犯してしています。

 

神は人間など救ってはくれません!神は人間の事情などは全く考慮しません。

 

ましてやそういう存在ではありません。

 

神とは、この宇宙にあまねく蔓延している存在として、絶対悪とか絶対善などという常識の物差しでは捉えられないものなのです。

 

それでは、人は神に願いをかけても、はたして神は何もしてくださらないのでしょうか?

 

全くその通りです。

 

一個人の願いなど一切聞き入れてはくださりません。

 

神とは言うなればこの宇宙であり、真理そのものであるからです。

 

神に対して人間ができうる事はひとつのみ、感謝し祈る事だけです。

 

真の祈りとは、唯、畏敬の存在や、真理に対して向かい合い全身全霊を捧げるだけの事だからです!

 

それでは何が人間の願いを叶えてくれるのでしょうか?

 

それが、眷属神や神霊という不可思議な力なのです。

 

神社に詣でると、必ず稲荷様や龍神様がお祀りしてありますが、これらが眷属神という神霊であり、この眷属神が神と人間の取り次ぎをして下さいます。

 

眷属には、狐、龍、烏、蛇、鳩、天狗などがあり、大自然のエネルギーの一形態が、

具象化した存在なのです!

 

この神秘の力が、我々の願いや願望を聞き入れてくれます。

 

眷属信仰があるのは、遥か昔の先人がこの力の存在を発見し、それを用いる術を産み出したからです。

 

但し、この力の利用には注意が必要となります。

 

それは、眷属神霊と人間が契約を結べて初めて成立するため、眷属が願いの内容と引き換える対価が折り合いがつかなければ発動しません。

 

また契約が成立しても、人間が対価を支払わない場合は、取り返しのつかない事態が起こります。

 

眷属が、どのような対価を求めてくるかは、何らかの形で本人に伝えてきますので其がわかれば、ほぼ願いは叶うでしょう。

 

くれぐれも注意してください!

 

契約は守ること。

 

守れなければ、決して契約を結ばないことを!